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何でも来いの日本人

kouhakubaizu

春ネタをもうひとつ。
ちょっと時期は遅れたけど、尾形光琳の紅白梅図です。
光琳もこの絵も大好きで語ると長いのですがなるべく手短に。
この絵を見て改めて思うのは、非常に日本的であるということ。
まず割に写実的な紅白の梅の木に対して
まん中の川は明らかにタッチが違い平面的装飾的です。
そして多視点。日本の絵の特徴でもありますが、
視点、パースの全然違う絵が同じ画面に平気に並んでます。
西洋の絵では(中国画もほぼ)ダ・ビンチなどに顕著ですが、
観察者の視点と消失点が一意に決まり、
グワーンと遠近法が成り立ち、それに沿ってモノが配置され、
画面が理論的に構築されます。
それに比べてなんともおおらか。というかいい加減。
これが日本人の感覚なんですね。
本来はとても自由で楽天的な性格なのではないでしょうか。
なんでもカモン。一緒でいいじゃん。いらっしゃい状態です。
そのなんだか空間がおかしいぞ感覚が
妙なグルーブ感を出しているんですね。
これを僕は日本の美のリンゴ・スター現象と命名しています。

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オオタ デザイン ラブ & ピース

  • Author:オオタ デザイン ラブ & ピース

  • 商品企画室、デザイン制作現場から事務担当まで、たまに社長からも、素敵なデザインやパッケージと秀逸な商品企画などを紹介しています。

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